← MOVEのトップへ
想い Why we build it

これを、
なぜつくっているのか。

機能の話ではなく、動機の話。 ここから先は、こうしたかった・こうしていきたい、を書いた。

01 Equal

誰が担当でも、
同じところまで行ける。

同じ依頼が、担当者の理解や慣れによって、違う結果になってしまう。 その差を、個人の努力で埋めるのはもう限界だと思っている。

うまい人のやり方が道具の側に入っていれば、みんながそこから始められる。 やり方を覚えるのではなく、仕事に集中できる。

新人でも、異動してきたばかりでも、行けるところは同じ。 これが、MOVEでいちばん叶えたかったこと。

一人の時短ではなく、
仕事の型が変わる。 Why this matters
02 Making

困っている人が、つくっている。

DXというと、たいてい外に委託する。要件を書いて、見積もりを取って、 何億という金額と、何年かの時間をかける。 それでも、現場の手に馴染むものが返ってくるとは限らない。 仕様を書いた人が、その仕事をしていないからだ。

MOVEは、そうやってできたものではない。 購買の中にいる、下っ端のバイヤーがつくっている。 開発チームも、専任の時間もない。あるのは、 その業務で毎日困っているという当事者性だけ。 苦しかったから、逃げ道として道具のほうを変えた。

何億の委託ではなく、
ひとりの、苦しさから。 Built by the one who suffers

だから直りが速い。朝に言われたことが、その日に直る。 意見は画面の中の意見箱(BEEF)で集めて、そのまま次の形にする。 完成品を納めて終わり、ではない。使いながら、毎日かたちが変わっていく。

このシステムでいちばん見てほしいのは、たぶん機能ではない。 購買の人間が、自分で自分の仕事の型をつくったという、そこだと思っている。

使う人が、つくる
03 Portal

朝ひらいて、
閉じない。

目指しているのは、必要なときに開くシステムではない。 デスクトップに、ずっと開かれているもの。 購買の仕事がそこから始まって、そこで終わる業務ポータル。

一日じゅう目の前にあるなら、見た目は妥協できない。 だからUIには徹底的にこだわった。 ちらっと見えた誰かのモニターが、かっこよく見えるくらいには。

開くと、今日やることが並んでいる

探しにいかない。自分の持ち物と、止まっているものが、最初の画面にある。

午前

落ちてきた依頼を、そのまま投げる

社内から来た調査依頼を、担当がそのままサプライヤーへ回せる。誰が担当でも、同じところまで行ける。

返ってきた回答が、案件になる

転記しない。回答がそのまま案件の中身になり、交渉のはじまりになる。

午後

気づいたことを、その場に書く

付箋やノートに書いていたことを、案件の横に書く。次に開いた人が読める場所に残る。

夕方

まとめて捺す。報告は、もうできている

決裁を一括で。報告資料は、これまで書いてきた内容から組み上がっている。

04 Familiar

新しいシステムに、
見えないように。

新しいシステムというだけで、人は身構える。 覚え直しが要る、前より遅くなる、どうせ使いにくい—— その予感を持たれた時点で、どんなにいい道具でも使われない。

だからMOVEは、いま使っている管理表と報告資料の見た目を、そのまま再現した。 列の並びも、罫線の引き方も、数字の置き場所も、見慣れたかたちのまま。 開いた瞬間に「知っている画面だ」と分かれば、説明はほとんど要らない。

変えたのは、裏で線がつながっていること。 見た目を変えないことが、いちばん強い導入の仕掛けだと思っている。

予算管理
資材レポート番号管理
NET目標管理
事業計画管理
価格改定管理
予算申請・報告の資料
Excelの居場所を、引き継ぐ
05 Next

購買の、
すべての起点に。

値上げ対応のためにつくった。けれど購買の仕事は、どれも同じ骨をしている。 依頼が来て、調べて、決めて、通して、残す。

道具ではなく手順の型をつくったので、隣の課にも、別の業務にも移せる。 製造の方式が工場から工場へ渡っていったのと、同じやり方で広がる。

いずれ、購買業務のすべてがここから始まる。 そこまで持っていくつもりでつくっている。

ここから、はじまる
06 — The name
MOVE
/muːv/ ⟨動詞⟩

ひとつの言葉に、四つ掛けてある。
どれか一つを選ばなくていいのが、この名前のいいところ。

  1. 体が動く。 ビートが鳴れば、勝手に。公式キャラクターの P-KID はラッパー。 Keep it moving
  2. 心を動かす。 パンダの社是「how I move you」。どうやって感動させるか、という問い。 How I move you
  3. そこを、どく。 古いやり方に席を空けてもらう。つくっている側の、いちばん正直な動機。 Move aside
  4. 動かす。 止まっていた購買の仕事そのものを。このアプリがやろうとしていること。 Move procurement

語るより、開いてみてほしい。

ここに書いた想いは、全部、画面のかたちになっている。

社内向け・デモデータで動いています。画面に出てくる会社名はすべて仮名です。