トヨタ生産方式は、車のつくり方の話ではなかった。
それまでの常識を覆した、徹底的にムダを省く哲学だった。
だから「リーン」という名で工場の壁を越え、ITも、医療も、サービスも——
世界中のあらゆる産業のお手本になった。
それほどの型が、購買にはまだない。
値上げの依頼が来るたびに、担当ごとのやり方で、Excelとメールと紙のあいだを往復する。
うまくやれるかどうかが、担当者の慣れに預けられている。
MOVEは、同じことを購買で起こす試み。
この型は、外から持ち込むものではなく、現場の手から生まれる。
トヨタの工場に方式が生まれたように、パンダの購買から、次の方式を。
実際の値上げ対応のフローにそって、課題の洗い出しと、
MOVEによるソリューションを、一気見。
+ 並行して 月度・クウォーターの進捗確認(03 並行レーン)
配って、いま何が返ってきていて、誰のところで止まっているかが一目で分かる。 ワンクリックで催促、そのまま案件にして交渉へ。 社内への連絡も、取引先への連絡も、ここで済む。メールの代わりになる。
取引先・対象部品・背景・金額根拠・推進日程・月別影響額。 前の工程で書いたものが、そのまま申請の材料になる。 打ち直したところが、ひとつもない。
案件に入れた数字が、5つの管理表に自動で流れる。 表はExcelの手ざわりのまま、全画面で。 どうしても手元でいじりたい人のために、すべての表はエクスポートできる。
打合せの回ごとに列が増え、日付・場所・参加者・見解・影響金額が積まれていく。 書いた内容が、そのまま記録。あとで格納する作業が消える。 添付した資料も、案件から離れない。
似た案件で確認すべきポイントと、過去に部長から出た指摘を教えてくれる。 それに沿って聞き取りをすればいい。 蓄積したデータをもとに助言をくれる相棒。AIの本領は、たぶんここ。
システムの上から取引先へ送って、電子サインをもらう。 サイン済みの議事録は、その場で証跡として積まれる。格納作業はない。 つまり、このシステムそのものが監査対策になっている。
担当は案件を選べば、報告資料が組み上がる。細かい直しもその場で。 報告はエントリー制 — 担当が「この回で報告します」と名乗り出るので、 まとめ役が集めて回る仕事が消える。数字の集計も自動。 部長は中身を確かめてから、一括で捺す。捺したくない案件は、コメントを返せる。
レポートは実行報告までの入力から組み上がり、番号はその場で採番。 まとめ役は誰が出したかを画面で見て、催促もそこから。 部長のサインは電子で、紙は一枚も動かない。
締結済みが積み上がり、過去にSharePointへ保管していたPDFも取り込める。 過去の交渉・議事録・覚書に、日本語で聞ける。答えには出典が必ず付く。 ここまで来れば、値上げ対応は一周。証跡は全部、この上に残っている。
相手を知るところから、覚書を結んで証跡が残るまで。工程の順に、いま動いているものだけを並べたページ。
9つの工程と並行して、進捗の確認と、日々の相談が走る。ここもMOVEの上で。
誰の案件が、どの工程にいるのか。並べて見える。 月度もクウォーターも、集計は開いた瞬間に終わっている。 気になったらワンクリックでフォロー開始。その場でチャットが立ち上がる。
受け取った側は、リンクを押せば何の話か一瞬で分かる。お互い、楽。 案件ごとのグループチャット——ありそうで、意外と無かった。
意見箱(BEEF)が画面の中にある。朝に言われたことが、その日に直る。 つくっているのが、隣で同じ仕事をしている人間だから。
※ あくまでイメージです。フィクションです。
ふわふわのぬいぐるみ生地で、態度はクールなラッパー。生い立ちも壁紙も、こっちに全部置いてある。
誰が担当でも同じところまで行けること。困っている本人がつくること。これから購買の起点にしたいこと。想いのページ。
読んで分かるものではなく、触ると分かるもののつもりでつくっている。
社内向け・デモデータで動いています。画面に出てくる会社名はすべて仮名です。